備忘録

ただただ好きなものについて考えたことの備忘録。主に音楽。

BTSにみるアイドルビジネス 【協調性•アーティスト性】

昨今の日本のアイドルも不祥事の有無関係なく、脱退、解散していくアイドルがいる。まぁ仕方ない転職するのと同じさ、といつも思っている。しかし、仲が良さそうに見えて不仲説が流れたり、そこからの脱退や解散は協調性を大事にしたい自分の性格上、なんだかなと思うところがある。アイドルも人間。永遠に若くいられる訳ではないから個々に将来を見据えて、自分を売りださなくては!と貪欲になったり、やりたくないことが出たりする中、同じグループで気に入らない人がいたら仲が悪くなるのもおかしくない。 

 

そんな中、BTSの番組や売り出し方をみていると思うことが2つあったので、協調性アーティスト性二軸に着目してアイドルビジネスについて考える。

 

 1つ目の協調性。アイドルグループも会社の人間関係と同じだ。チームワークが大事になる。それにカメラの前や舞台上でいい関係であるとつくろっても、不仲であれば不思議と見ている側には伝わってしまうのだ。グループ内の協調性があれば、他者と仕事をする際も間違いなくその協調性は糧になる。バンタンのマネージングはそこをわかってか、ゲームなどを通じて協調性を培うように育てているように思う。若い男の子同士、プライドとプライドのぶつかり合いが起きているだろうに、誰かしらつまらなそうにしていたら誰かしらが声をかけたりしているところが見て取れる。お互いの気持ちをわかろうとする姿勢もわかったり、個々に好き放題やっているが他のグループに比べ、協調性のある子たちといった印象だ。

 

 2点目は、アイドル業以外の才能、アーティスト性モーニング娘やAKB、あんなに沢山いたのに卒業後いまも活躍しているメンバーは何人いるだろうか。若さは続かないのに若さを売りにしている職業に就くことがどれだけ辛いかがわかる。事務所の考え方が顕著なのは、若くなくなったら次の若い子のグループへ。残って頑張りたい奴だけ頑張って!くらいのスタンスで売り出しているが、バンタンのプロデューサーのやり方なのか、アイドル業以外でも彼らがきちんと活動ができるような経験をさせていると思う。他のアーティストへ楽曲提供を現役でも活躍するアイドルが挑戦することはかなり珍しい。今は仕事が多くて大変な中、そんなことまで・・・という気持ちになるが、いま培ったものは兵役後も活動を続ける際に絶対に活かせるときがくる。

 

彼らを育てるパンPDのアイドル達への思いは秋元康とは違うように思う。弱小からトップに上り詰めた今だからこそ言えるのかもしれないし、彼らの苦労は計り知れないが、ただのお金稼ぎに見える秋元康の商法(同じCDを何枚も買わせる仕組)もうまく取り入れながらも、ただ使い古されるアイドルではなく、協調性・アーティスト性を培わせておくことで、彼ら自身をきちんと育てようとする気持ちが強いように思う。

BTSはデビューから5年走りつづけているが、そのスピードは加速している。彼らに負担のない、彼ららしいスタイルで今後の活動もがんばってほしい。