おたく強化備忘録ブログ

アラサーOLがただただ好きなものについて考えたことの備忘録。主に音楽。

韓国の音楽業界の発展

 

 時代に沿った音楽を生み出すのは音楽の作り手として、意識していることなのか無意識にそうなったのかはわからないが、K-popはそのトレンドをがっちりキャッチしている。世界的音楽トレンドを消化して、自分たちの音楽に落とし込むのが非常に上手で、SNSでの拡散もどういうわけかものすごく上手い。韓国国内の人口の少なさを逆手に取り、世界に向けて発信していた結果、凄いスピードで発展している。「アイドル音楽=ちょっとださくて親しみのあるもの」という概念が韓国にはないように思う。(その親しみやすさは衣装でだしているのかなとも思うが。)下記記事の統計をみてもなかなか面白い。

「韓流」はなぜ世界に広がったのか|エンタメ!|NIKKEI STYLE

 

 小学生のころ、アメリカンミュージックアワードをTVでみて、「こーんなかっこいいものを創り出すアメリカかっこいい、アメリカすっごーい」と感じた。いまでも印象に残っているステージは、OUTKASTのHEY YAのステージだ、パキッとした色味の衣装でベッドからアーティストが出てきた演出には心が躍った。当時からスケールの大きさに、毎年オリンピックの開会式やってるな、おい。といった具合に驚いた。グラミーなどの演出はもちろんのこと、スーパーボウルのハーフタイムショーの演出は、毎年見ものだ。あれ程の演出のスケールの大きさはきっとアメリカ人にしかできない、舞台芸術なのだなと思っていた。しかしながら、韓国の年末の音楽番組の演出のスケールの大きさはアメリカの創り出すものに匹敵するといっても過言ではない。超多忙なアイドル達がグループをこえて一言も歌わず、愛嬌もふりまかず、ひたすら真剣に踊るステージは、演出にもクオリティにもさすがに驚いた。(2:00ごろから踊りだす・・・BTSジミン、TWICEミナ、モモらが踊っている)

 

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これは、お金かかってるなーと度肝を抜かれるほど、豪華な舞台装置、演出、そして1組にたっぷり与えられた時間。如何に韓国の音楽界が発展しているかが伺える。それが一つの放送局だけではなく、複数の放送局で放送されている。

また、こういった放送局はYouTubeでもライブ映像を公開している。音楽番組の内容を放送局がドンドン配信することで、再生回数を稼げて、番組にもファンがつく。そのファンの規模が大きいため、こうした番組の音楽祭を香港などの他国でも行えるのだ。たとえて言うならFNS歌謡祭が他国で盛り上がっているようなイメージだろうか・・・。全く想像できない、すごい勢いで普及するK-POPおそろしや!

 

コンサートをするドームがついこの前までなかった国とは想像できないほどの熱量で、ぐんぐん成長し、どんどん売れて、切磋琢磨している韓国の音楽界すんごいなぁぁぁぁ

 

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K-POPが嫌いだった私がはまり始めた理由③BTS ジミン

 

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 SHINeeにはまり始めたほぼ同時期のはなし。

 学生時代から韓国料理が好きで月に1回くらいのペースで新大久保に行っていた。食事の際、友人2人と店内で流れていたMVに釘付けになってしまった。「なんか…なんか見ちゃうね~」と言いながら、無心でごはんを食べつつBTS(防弾少年団)のNot TodayのMVに見入った。これまで、新大久保ではどこもかしこもK-POPアイドルのMVや歌番組の映像を流していてどれもまぁまぁ似た感じのものが多かったが、BTSはなんだか異彩を放っているようにみえた。

 何が言いたいのか、何故なのかよくわからないけど、とりあえずメンバーは敵と闘っていたwww映画並みのスケールで、どこからどこまでがCGなのかいまいちわからないし(実際ほとんど実写だった…)振付がこれまでとは違うスピード感のある男気溢れる振付で、兎も角目を引いた。涼しい顔して、少々退屈なアイドルダンスを踊るのがアイドルというイメージとは違って、難解なステップや緩急のある振付と険しい表情。なんだかミュージカルを見ているような気持ちにもなってしまった。

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このMVを見て帰った日に気になってもう一度このMVをみていたら、このピンクの髪の子めちゃめちゃ踊りがうまくないか?ということに気づいた。ほかの曲も気になり、見進める中でこのMVをみて完全にハマってしまった。

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ピンクの髪の子…いないじゃん!でも一番初めの子の表現力が素晴らしい、踊りの体の通り道がとっても美しい…(後にそれが同一人物と知る。)で、よーく見ると数名おや?となる踊り方の子がいるけれど、この振り付けについていっているだけすごい。いや、まして足場の悪い砂浜でこのステップはすごい。。。いや待てよ、ピンクヘアどの子よ…と検索して、ようやくJIMINという存在を知った。

 

JIMIN(本名:パクジミン)

釜山芸術高等学校舞踊科に主席入学したのちに教師からの薦めでビックヒットのオーディションを受け合格

防弾少年団 - Wikipedia

 

 どうやらダンスの道からやってきたらしい…うん、そうでしょうね…しかも正統派の方だよね。みせ方が一人だけ違うね。と、わかった気になってしまったが、この男、どんなジャンルのダンスもやってのける。美しく姿勢よく伸びやかなモダンバレエのような振付から、腰を低く落とすHIPHOPの振付全て、完璧に踊り切る。筋肉があるのにとっても伸びやかで表現力にたけている。普通ジャンルによって上手い下手が分かれるが、彼はその境目がない気がする。つま先や手先の向きにも配慮が行き届いていて、たぶん360度どこから見てもきれいな動きになっているように思う。

メンバー全員にいろんな踊りの癖があって、ジミンはリズムに遅れるくらい振りが大きい癖がある。それがすごくいい!

 そして、私は気づいた、この男いいのは踊りだけではない、歌声もとてもいいということに!!(おぉーーーーー)おそらくファルセットよりのミックスボイスででキーが高く中性的。え?かわいすぎませんか、こんな声の成人男性がこの世にいていいんですか?といった具合に聞いたことの無いタイプのちょっと弱そうなモチっとした独特な声質。

 

 ライブ映像をみると他のメンバーや他グループに比べ音程が外れやすいが、もうあんなにハードな踊りで彼の発声法なら仕方ないと私は思う。

 

 そしてSHINeeで感じていたラップの違和感がこのグループにはない。ラップが上手!!振り付けも好き!最高となった!!

 

JIMINの歌声や踊りが見たくて、どんどんMVや音楽番組の動画にはまり、BTSの良さに気づきはじめK-POPから抜け出せなくなった。

 

パクジミン沼恐ろしや。

K-POPが嫌いだった私がはまり始めた理由②SHINee

 

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 SHINeeの曲を聴きはじめたら、韓国のみで発売されている曲のほとんどが、これもいいあれもいい全部いい、ああ抜け出せないの沼状態に陥った。(なぜか日本版のアルバムに収録される曲は私の心に響かないものが多い…)その魅力とはなんだろう・・・

 SHINeeの音楽は、メンバーの歌唱力重視で2016年以降は日本のオタクうけしなさそうなダンスミュージック調のものが多い。歌唱力のジョンヒョン、表現力のオニュ、ジョンヒョン寄りのキー、オニュ寄りのテミン、ラップのミンホというように五人のバランスはとてもよい。

 なかでもリーダーオニュ(オンユ)の哀愁漂う歌声に心をがっちりつかまれた。オニュの歌声は倍音の厚みがありながらも柔らかく伸びやかで温かい。湿度温度共に快適な部屋にいるようなリラックスできる歌声だ。音源でも彼の魅力は十分わかるが、生歌もとってもいいのである。

 

赤い短パンの男がそのオンユである!それにしても、なんだろうこの衣装のテイストは・・・

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そして、先日ジョンヒョンがなくなってから初のカムバック(アルバムを引っさげてテレビ番組などで活動すること)がはじまった。新曲についての記事で、すべてのメンバーにジョンヒョンが残したものがこの曲に反映されていると書いてあり、歌声もどこか進化したように感じられた(特にテミンの歌声の変化があったように思う)

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SHINeeのアイドル要素よりアーティスト要素の強い音楽性はとても魅力的で、小さいころから練習に励み、デビューから10年でも頑張り続ける彼らは永遠に推せる!

 

 

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K-POPが嫌いだった私がはまり始めた理由①SHINeeジョンヒョンの音楽

  K-POPのブームは、東方神起・BIGBANG・少女時代・KARAといったグループが爆発的な人気で2010年頃のまだ学生だったころに巻き起こった。「歌がうまい」「踊りがうまい」 とはいえ、男女ともに見慣れぬ奇抜なヘアスタイルに濃いアイメイク、なにやら騒がしい音楽・・・みんなで騒ごーいぇーい!なシーンのBGMにはもってこいな音楽を好んで聴かない私にとって、どんなに実力派でも、なんだかなぁといったかんじで、あまり惹かれることはなく、2NE1はかっこいいな、MissAのスジかわいいなくらいだった。

(とはいうもののスプリングルーブというフェスで1度ビックバンと2NE1はどうしてもみたくて見ている笑)

BIGBANG - GARAGARA GO!!(ガラガラ GO!!) M/V - YouTube

 そのイメージをガラッと変えたのが、SHINeeだった。中でも、昨年12月にこの世をさってしまった、ジョンヒョンの影響が大きかった。彼の作る音楽は、とてもアーティスティックで、私のK-POPへの価値観を変えてくれた。それはR&Bとダンスミュージックを融合させたような懐かしくも新しいサウンドで、あの騒がしさは何処へ??ポップとは言えない曲を国民的グループが歌っている、ましてや作曲していると知ったとき、いや、待て待て私の知っているK-POPではなーい!!となった。

 K-POPの外見的要素で毛嫌いする人の気持ちは大いにわかるし、いまでも見慣れぬ外見に驚くが、それを超えると、あれ?と発見があった。すごくいい!!聴かず嫌いの自分に気付いた。

全てのきっかけとなったのがこの曲。

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