「Love yourself 現象」Love yourselfは終わらない!BTSの良さをつくづく噛み締めるの巻
Love Yourselfキャンペーンは2017年からBTSが始めたUNICEFのキャンペーン。
BTS(防弾少年団)のLove Myselfキャンペーンと共に実施する#ENDviolenceキャンペーン | 日本ユニセフ協会
過去にもこのキャンペーンについて書いているがなんだか
K-POP界でLove yourself旋風が巻き起こってるように
ある日突然きがついた。
多感な時期にSNSを使うからなのか、、、?理由はどうあれ、自分ってなんだ?と他者と比べて劣等感を感じたり、自分が嫌い!自信がない!という感情はごく普通の世の中になっているのに、悲しい思いをしているのは 自分だけ というような感情が押し寄せる。
地球全体で自己肯定感が低くなっているのに、自己顕示欲は高まる、この反比例な現代!
なんて生きづらいの!
ぜーんぶSNSのせいだ!ザッカーバーグ、責任とって?
そんな今を生き抜く若者に一番手っ取り早くメッセージを伝えるには「アイドル」が一番いいと思いついたひとは天才!
BTSのこのユニセフのキャンペーンがいつの間にかアイドルグループの歌詞に影響を与えているおかげで、キャンペーン枠を超えて、オタクを元気付けてくれている。
わたしはそれをBTSがもたらした
「Love Yourself現象」
と呼んでいる。
たぶんこれからもそういうテーマの歌が増える様な気がする。みんな病んでるなぁと思うことが多いからだ。
Twice / Feel Special
ITZY/달라달라 (Dalla Dalla)
MAMAMOO/HIP
少なくともこの三曲は
自分を愛することの大切さをテーマにうたっている
ナムジャの需要はBTSが埋めているので
BTSの真似とたたかれるのも同類になるのも嫌がるからか、
ヨジャグループがばかりが影響を受けている理由もなんとなくわかる。
やっぱり疑似恋愛要素や
イメージだけを売るアイドル
みんなにただがんばれ!するだけのアイドルはK-pop界では古いんだなぁ〜
ところで
本家のBTSの『Love yourself』の歌詞には特徴がある。
“多分誰かを愛することよりも、もっと難しいことは自分自身を愛することだ”
としながら(ここまではありがちな歌詞)
“学んでいる途中さ 自分自身の愛し方を”
“僕は今も自分を探している”
自分を愛そうぜ!と上目線に語りかけるのでもなく
愛さなきゃダメだよぉ~と優しく諭すのでもなく
愛してるぜ!オレ!と一方的にいうのでもなく
ナムの国連でのスピーチの最後にもあったように、
彼らの歌詞のスタンスはあくまでも、
自分たちも自分を愛することを学んでる「途中」で
現在進行形なのだ。
"Love yourself"のひとつ前のアルバム"WINGS"のナムのソロ曲、"Reflection"では"I wish I could love myself"と言いづけて終わる。
1つ前のアルバムで自分愛せたら・・・と言っていた人が、次のアルバムで自分を愛し始めるなんて!!こんなに心動かされることがあるか!
自分を愛することがいかに難しいかも
愛し方の正解がないということも理解した上で
言葉にしている気がしてとっても優しい。
(ナム信者現る)
ナムがこんなことを言っていた。
Please use me,use BTS for love yourselves.
You guys taught me how to love myself...
さすが!寄り添い系アイドル!ウリバンタンソニョンダン!
[TRANSCRIPT]
— [busy] 민지 (@minmeraki) 2018年10月7日
RM Ending Speech #BTSxCitiField Love Yourself Concert
181006
"Please use me. Please use BTS to love Yourselves." pic.twitter.com/T6PBQbq5r4
そして
「Love yourself Tour FINAL」の最後のコメントは本当に素朴で良いものなのでシェア!
ナムちゃん最後バク泣きしてました。(全ヌナが涙を拭きたいと思った瞬間)
191029 ソウルファイナルコン
— Bangtan Lab⁷ (@bangtan_lab) 2019年10月29日
남준 エンディングメント 和訳 #Lab訳 https://t.co/GJQZwC9yMH pic.twitter.com/r011KlIHdp
191027 SY Seoul Day2 ナムジュン メント #RM @BTS_twt
— 럼⁷ (@of_lump) 2019年10月27日
「もう波に押し流されないです!」 pic.twitter.com/gGbSaqC7Mm
そういえば、BTSの弟分TXTのデビュー曲Crownは、自己否定から始まる。
ツノが生えた僕を翼の生えた君が認めてくれた
この歌詞は一見、恋愛要素とも思えるが、単純にそうでないのがビッヒの作品。なにか問題を抱えたり弱い部分を持っている。
自分を愛せなかったが、その気持ちを分かち合える人ができた〜涙よ止まれ〜いうような歌詞。
なんだか、こっちもなかなのヘルマンヘッセのデミアン臭がしているぞ!!
自分を愛するには対他者との関係も
重要であるといっているようにも感じる。
もうすぐ”7”というタイトルで完結するMAP OF SOULも自分を知るためのヒントになる作品なのである。
ユングの心の地図をもとに自分を形成する
PERSONA・SHADOW・EGOの三つについて紐解いていく作品になっている。
とはいえそこまで説教臭くないのも魅力的。
そんなもの知ったことか!という人も楽しめるし
どう描くのだろうという人も楽しめるのがビッグヒットクオリティ。
Love yourselfのツアーがスタジアムツアーに変わったタイミングで、Speak yourselfにツアーのタイトルが変わった。自分のことを話してくださいとナムがいったけど、自分を知らない!!
自分を知らないと自分も愛せないんじゃ!!??
となったあなたへ、Map of the soulをオススメします〜って
アルバムのテーマの関連性?がとっても等身大!!
テーマに沿って大人に言われた曲を
ヒョイっと出すことは簡単だし、
言われたことをひたすら頑張る、
アイドル業とはそんなもん、なのかもしれないけど
ナム様はいつだって深く掘り下げて向き合うタイプのアイドルなんです。
それに感化されてメンバーもいろいろ思慮深く物事を見られるようになっているような気がして本当に最高。(ナム信者再び現る)
はい、BTS最高となるのでした。