ヒットの要因?BTS ボーカルラインの歌声
世界中の音楽トレンドとして見受けられるのが、ゴリゴリの歌唱力ではなく、聴いていて飽きないメロディやスムースな歌声がここ数年はヒットしているように思う。
アラサーのわたしが中学生くらいの時は、クリスティーナアギレラ、P!NK、ビヨンセ、アリシアキーズなど、声量と声質に重量感ありのパンチの強い歌唱力が魅力的なアーティストがヒットしていた。しかしながら、ここ最近ではその類のアーティストはブルーノマーズ一強といったところで、アリアナグランデ、ファレルウィリアムズ、テイラースウィフト、エドシーラン、どちらかというとライトな声量で柔らかに歌い上げるタイプの歌手がヒットしている。
BTSもいまのヒットしているアーティストよりのバランスの歌声だ。ボーカルラインの4人の歌声は個性あふれる歌声で4人とも違った魅力があるが、4人ともトレンドにあった歌声だ。
JIN:地声で高音が出せて、メンバーの中でも声量があり音がすぱーん!とあたるスピード感のある息の使い方をしている。
JIMIN:ほかの記事で前述した通り、ファルセット寄りのミックスボイスでもちっとしてる歌声でブレスの使い方が自由自在。
V:低音倍音が魅力かと思いきや、ファルセットも得意。ソウルミュージック向きの声
JUNGKOOK:常にファルセットのようなライトな歌い方でピッチもよく、フェイクで音数を増やしたりするテクニックがある。ものまねも上手なので、声帯の使い方をよく知ってる気がする。
全員違った魅力があるが、総合的にライト且つハイトーンな歌声で、「歌唱力」という三文字はバンタンと結びつきにくいがそれこそが流行の歌声にマッチしているとおもう。